ロード・オブ・ザ・リング(IMAX)
グラシネIMAXで『ロード・オブ・ザ・リング』観てきました。今まで観たことなかったので初見です!
『ロード・オブ・ザ・リング』(以下『LOTR』)は2001年の作品ですが、この頃は大作映画のシリーズ物を何年もかけて見届けるという視聴スタイルがまだ分かっていなくて、話が長そうなので少し敬遠していたように記憶しています。最近ではアベンジャーズやスパイダーマンのように、連続性のあるシリーズを長く楽しむことが増えてきたため、『LOTR』のリバイバルもけっこう期待して観に行きました。
実際に観た感想ですが面白いです! 「剣と魔法の世界」をここまで作りあげることは純粋に凄いと思いました。架空の世界が舞台の映画というのは、いかに世界観を作り上げて観てる人間を世界に入り込ませるかが大事だと思います。いわゆる「没入感」というやつですね。この「没入感」のために現代的な要素や役者のカラーを徹底的に排除して、作り込んでいることが『LOTR』の凄さなんだと思います。
一つだけ、ネガティブな意見を書くとしたらカメラのピントが甘いシーンが結構沢山あって、そこは気になりました。おそらく撮影に使ったカメラやレンズの問題なのですが、被写界深度が浅すぎるため画面手前にいるカンダルフにピントがあっているのに奥側にいるフロドはボヤけているということが頻繁に起こっています。モブならともかく主役がボヤけるのには違和感がありました。
『LOTR』で被写界深度が浅いシーンの一列 |
『ロード・オブ・ザ・リング』のリバイバル上映は三部作それぞれ3週間限定で公開されるとのことです。『二つの塔』『王の帰還』と映像がどのように進化していくのか楽しみにしたいと思います。
コメント
コメントを投稿