ハウス・オブ・グッチ
『ハウス・オブ・グッチ』をプライムビデオで観ました。 映画館で見そびれていた作品なのですが、今回100円レンタルのセールだったのでプロジェクター+プライムビデオで視聴してみました。
『ハウス・オブ・グッチ』というのは要するに "グッチ家" にまつわるお話で、これは実話をもとにした映画だそうです。事前情報なしのため、ストーリーを知らずに観たのが良かったと思います。
主役のレディー・ガガは実在の人物の話し方や動きを参考に演じたとのことですが、凄いですね!凄すぎて本物のグッチ家から訴えられそうになっているとか。
もちろんアダム・ドライバーもアル・パチーノもジャレッド・レトも素晴らしくて、特にジャレッド・レトなんて『モービウス』→『ハウス・オブ・グッチ』の順で観たので同一人物とは思えない役作りでした。
プライムビデオで観ていて気になったのが、恐らく字幕の表示に不具合があることです。
具体的には、映画の字幕で漢字の読み仮名や傍点は横書きされた文字の上に付けますよね? それが文字の上ではなく本文中の文字として扱われているんです。下の画像が不具合のシーンです。
これは一列ですが、こういった字幕のシーンが何箇所もあって結構気になります。有料課金でこれはあんまりなので、プライムビデオの運営さんには早急に対応してもらいたいです。
さてもう一つ、この映画はリドリー・スコットの監督作品なのですが、彼の作風なのか "神の視点" で歴史上の出来事を伝記のように見ているような印象を受けます。"神の視点" によるストーリーは格調の高い歴史物語を描くのに適しています。が、反面キャラクターの心情に感情移入しづらいという欠点もあると思います。
感情移入がしづらいということは、観客が泣いたり怒ったりスカッとしたりするストーリーにはなりにくいということです。映画にそういう感情を求めて見にくる観客には向かない作品であるように思います。
もちろん『ハウス・オブ・グッチ』がつまらないということでは全然なくて、リドリー・スコットの作風による好みの問題だと思います。
これも私個人の感想なので違う感想の人もたくさんいると思います。ぜひ視聴してみて下さい、レディー・ガガ凄いですよ!
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