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8月, 2022の投稿を表示しています

ドライビングMissデイジー

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『ドライビング Miss デイジー』のリバイバル上映を観ました。 「ドライビング Miss デイジー」上映作品詳細 - 午前十時の映画祭12 デジタルで甦る永遠の名作 こちら1989年作品でだいぶ昔にレンタルDVDで観たような気がしますが、内容は完全に忘れてました。  朝8:30からの上映でしたが意外とお客さんがいて、映画ファンに愛されている作品なんだな~と感じました。  この映画を簡潔に説明するならば「黒人の老運転手と白人の裕福な老婦人を通して描かれる、50年代から60年代のアメリカ南部」といった感じでしょうか。  個人的に、観ていて一番良かったのがハンス・ジマー作曲の映画音楽です。このコミカルで楽しげな音楽が流れるオープニングを観ていると、悲劇的な展開やショッキングな映像とは無縁な感じがして、これから楽しいことが起こりそうな予感がしてなんだか楽しくなってきます。   ハンス・ジマーといえば現在では押しも押されぬ映画音楽の巨匠ですが、『ドライビングMissデイジー』の製作時はまだ30歳を出たばかりの若手作曲家でした。  その後、このブログのタイトルでもある『ダークナイト』の作曲に関わり(ジェームズ・ニュートン・ハワードとの共同製作)、2022年最大のヒットになるであろう『トップガン マーヴェリック』もハンス・ジマーです。凄いですよね。  『ドライビングMissデイジー』は「年をとる」ということが作品のテーマなのですが、年を重ねても活躍しているハンス・ジマーのメインテーマを聴くと、なんとなく悪くないな~と思えてくるから不思議ですね。

ロッキー4/炎の友情

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プライムビデオで『ロッキー4/炎の友情』を観ました。ナゼ?いまロッキー4なのかというと、『 ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV 』が先週末から劇場公開されたからなんです。 ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV | culture-ville    この作品は1985年作品『ロッキー4/炎の友情』に未公開シーンを42分間追加して、音響を5.1ch化し、画面をワイドスクリーンにしたうえで4kリマスター化したものだそうです。  次の週末に観に行く予定なので、予習のうえでオリジナルのロッキー4を観てみました。視聴環境はアマゾンのプライムビデオをプロジェクターで再生しました。 この作品を観たのは20年以上前で、たぶんレンタルDVD+ブラウン管テレビで視聴したと思います。なので細かい内容はほとんど忘れていて、結構新鮮に観ることが出来ました。  この作品に対してよく言われるのが、旧ソ連を単純な悪者として描いていることに対する批判です。トレーニングにおける描写や登場する人物の感情を押し殺したような表情など、確かにステレオタイプな印象を受けました。  それじゃあアメリカ側の描き方はどうなのか?というと、エキシビションマッチにおけるアポロの登場シーンなどド派手すぎる演出で、ある意味でアメリカのショービジネスを皮肉っているようにも見えます。  どちらかに肩入れしているわけではなく、実は双方に対して問題提起している作品で、2つの大国の争いを止めたいというのがスタローンの考えなのではないかと感じました。  『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』ではスタローンの本当に伝えたかったストーリーを再構築されているとのことです。このあたりを踏まえてどう変わったのか、ぜひ見届けてきたいと思います。  ロッキー4/炎の友情 (字幕版) - YouTube

トップガン マーヴェリック(4DXSCREEN字幕)

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 『トップガン マーヴェリック』を4DXSCREENで観てきました。既に公開から3ヶ月近く経つにも関わらず当然のように満席で、未だに人気は衰えていないようです。  『トップガン マーヴェリック』の日本公開は2022年5月27日ですが、私はグランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGTで初日に観ました。その後、TOHOシネマズ新宿のIMAXレーザーでも観ましたので、今回は3回目の視聴です。  まず予約の段階からこの作品は凄いですね。グランドシネマサンシャインの4DXSCREEN上映はほぼ毎日、毎回満席になっています。一般料金3400円もする映画のチケットが毎回満席になるってちょっと凄すぎですよね。  IMAX上映の宣伝文句では、よく通常のスクリーンと比べて26%画面が広いと言われますが、じゃあ4DXSCREENでは(ScreenXも含めて)どのくらいの画面の広さになると思いますか?  私個人の感想では、正解は "通常スクリーンよりもだいぶ狭い" だと思います。  4DXSCREENでは三面スクリーンを活かして、映画の中に入ったような没入感を味わうことが出来ます。『トップガン マーヴェリック』ではまるで空母の甲板上にいるかのような視点です。  それは逆に言えば、画面隅の細かい部分は見えない視点であるとも言えます。  あくまで私個人の考えですが、初見の映画を4DXSCREENで観るのはオススメ出来ません。まずはIMAXレーザーやドルビーシネマのような高品質のスクリーンで映画を細部までしっかりと観るべきであると思います。  そしてその上で、さらなる没入感を味わいたい作品については4DXSCREENで観る、という流れが良いのではないでしょうか?  もう1つ、4DXSCREENで観るときに重要なことがあります。それはどの席で観るのがベストか?という問題です。  グランドシネマサンシャインの4DXシアター(シアター4)の個人的ベスト席はD-8です。下の画像で赤丸がのある箇所がそれです。  シアター4はセンターラインが左にズレているためベストは8列で次点は7列です。9列はセンターラインから外れるため3番手の候補になると思います。  そして最も重要なのは、D列のように前よりの座席を選ぶことです。通常スクリーンだと後ろよりを選ぶ人が多いですが、4DXSCREENは

2020年に日本の全ての映画館が休業した日の話

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  前回の記事でノーラン夏祭りについて書きましたが、あの時のことを思い出しながら当時の写真をGoogleフォトで確認したり、自分のTwitterの投稿を読み返したりしているうちに少しずつ記憶が蘇ってきました。  コロナ渦で当時の映画館がどういう状態だったのか、備忘録として書き残しておこうと思います。 2023年にダークナイトのIMAXリバイバル上映がくるかもしれない話  2020年の4月の終わり、ゴールデンウィークの始め頃に日本の全ての映画館が営業を止めました。コロナによる休業要請によって。  私が休業前に観た最後の映画は、3月31日にグランドシネマサンシャインで観た『ジュディ 虹の彼方に』です。世の中は既にコロナによる自粛ムードで、お客は自分を含めて5人しかいませんでした。  4月18日頃にはほとんどの映画館が休業していましたが、最終的には地方の単館系映画館も含めて全ての映画館が休業となりました。その後、東京の映画館が営業を再開するまでにかなりの時間がかかることになります。  5月15日頃に一部映画館の休業要請は解除されましたが、東京近郊ですぐに映画館が再開した地域はなく、東京から日帰り圏内の都道府県でいうと、静岡、栃木、新潟あたりまで行かないと映画館がやっていないという状況でした。    映画館再開後、まず最初に静岡県沼津市の映画館まで行きました。東京から新幹線に乗って。観た映画は『AKIRA』です。  幸いにも新幹線回数券がめちゃくちゃ値崩れしていて往復2000円かからなかったです。コロナで新幹線の利用者がいなかったからで、車両はほぼ貸切の状態でした。  その後、5月20日過ぎから茨城県の映画館が再開したので、つくば市の映画館まで足を運びました。観た映画は『セッション』と『スウィング・キッズ』です。  沼津でもつくばでも映画館のお客は自分を含め2人ずつしかいなかったです。ただ不思議と完全な貸切にはならなかったと記憶しています。  そして東京の大手シネコンが営業を再開し出したのは6月5日頃です。今度は奥さんも連れて『AKIRA』を観に行きました。好きなので。  6月12日には『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の上映が始まって、これは数十人程ですがお客さんが来てました。久しぶりに上映されたハリウッドの新作映画なので、ようやく映画が戻ってきたな~とい

2023年にダークナイトのIMAXリバイバル上映がくるかもしれない話

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 ダークナイトをIMAXフルでもう一度観たいブログなので、願望というか希望的な予測が多分に入っている話ではありますが、2023年にリバイバル上映される可能性は充分にあると思います。   それはナゼかというと、クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー(原題)』が2023年に公開される予定だからです。 Oppenheimer | Official Movie Site | July 21, 2023  クリストファー・ノーラン監督の前作、2020年公開の『TENET』では、宣伝を兼ねてダークナイトのリバイバル上映が行われました。他にも『ダンケルク』『インセプション』『インターステラー』も二週間限定でリバイバル上映されて "ノーラン夏祭り" なんて言われたりもしました。 ノーラン祭り第2弾!「ダンケルク」IMAX&4D&DOLBY CINEMA版、7月31日から緊急公開 : 映画ニュース - 映画.com  つまり2020年の『TENET』公開時にダークナイトのリバイバル上映があったので、2023年の『オッペンハイマー』公開時にも再リバイバルが来るかもしれないという話なわけです。  なにしろこれまで日本の映画館でダークナイトのIMAXフルでの上映をやっていたのは2020年7月10日~7月30日の三週間だけです。そしてIMAXフルで上映可能な映画館は109シネマズ大阪エキスポシティとグランドシネマサンシャインの2館のみです。レア度も人気も高い作品なので満席必至です。ぜひ、日本の配給会社には前向きに検討して頂きたい案件ですね!

はてな無料ブログではダメなのか?

以前にはてなproでやっていたのは前に書いた通りですが、じゃあはてなの無料ブログにアドセンスを貼り付けるのじゃダメなの?というと、なかなか難しいな~というのが正直な感想です。  このブログについて    かつてははてなで収益化まで達成していたので、今回もはてなの無料ブログでやろうと当初は思ってました。はてな記法とか覚えるとけっこう楽しいですしね。でも、レイアウトが完成してみると物凄い違和感にぶち当たりました。  はてなの無料ブログはブログ運営側が表示させてくるアドセンス広告のスペースが大き過ぎるんです。もう記事の下書きをプレビューしてみて嫌になるレベルで。 まあそりゃそうですよね。無料ブログにアドセンス貼って満足のいくレイアウトが作れちゃうなら誰もはてなproなんて契約しないわけで。結局、はてなproを契約して運営側の広告を消すか、広告が表示されないブログサービスに移るか。という二択を迫られるようになります。遅かれ早かれなります。     で、前回ははてなproを契約するという選択をしたけれど、"今回はbloggerでやる" という方法を選択することにしたわけです。カスタマイズ性では圧倒的にはてなが優位なのでそこを今回は妥協することにしました。      記事本文の真上にデカデカと広告が出る仕様が改善されれば出戻りもあり得ますが、ブログの収益低下が叫ばれて久しい昨今ですから、改善される望みは薄いかもしれませんね。

このブログについて

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 このブログを始める以前にはてなでブログを書いていました。はてなproを契約して独自ドメインを取ってアドセンスを貼って、みたいなことをやってお小遣い程度の収益をあげていた時期もありました。  過去ブログの最後の更新日を見ると約3年前になってました。もうそんなに経つとは…… 収益が下がってくると有料サービスのコストが気になり始めて、損益がでる前に撤退しようと思うようになり、はてなproと独自ドメインの更新切れとあわせてアドセンスも休眠状態となって現在に至ります。  このブログの第一の目的はアドセンスアカウントの延命です。無料のサービスであるbloggerを選んだ理由もそれです。独自ドメインやブログの有料サービスは収益が低下すれば結局止めるしかないのですが、無料であればアクセス数が少なくなっても止めずに様子を見ることが出来るので、結果長続きするのでは?と考えています。  あと、だいたい月に2~3本くらいのペースで映画館に行くのですが、家に帰ってから映画の話ばっかりしてると家族の目がなんとなく白いような気がします。自分ばかり遊び歩いてるような印象を与えてしまうようで、なんとなく気が引けるというか……  でも映画が好きなので、観た直後の熱い気持ちを誰かに話したいわけです。なので、誰かに話す代わりに映画のレビューブログをやろうと思い立ちました。サブスクの動画配信をプロジェクターで視聴するなんていうこともしているので、プライムビデオやNetflixなんかで観た感想も書いていきたいです。  そんな感じのブログなのでよろしくお願い致します。

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